穏やかで楽しい山、小楢山、妙見山。そしてミレー鑑賞
山梨百名山のひとつ、塩山の郊外にある、小楢山はなかなか穏やかな山でいい山だった。ぜひお勧めしたい。
塩山駅近くの中村屋旅館に投宿。玄関付近がなかなか風情がある。昔の旅館といった雰囲気だ。温泉だったが、これは今ひとつ。食事も馬刺しなんかがあって量も多いか。もちろん一升瓶赤ワインを空ける。今夜もよく寝た。
甲州タクシーを大菩薩に続いて利用。できれば、オーチャードビレッジフフの先まで行きたいのだが。今回の運ちゃんは当たり。前向きでなかなかよろしい。クマよけフェンスの扉を開けて、クラッチが臭くなるまで林道を上がってくれた。ちょうど、地形図で林道が連続カーブしているところだ。ここで8時20分頃。
左手の父恋しの道を上がる。また左、南に続く林道を横切る。石仏がいくつか出てきて、岩に名前が付いている。穏やかな道だ。沢床では伏流して流れる水の音がする。何回か沢を渡って、大沢の頭に続く尾根にたどり着く。ここにも大きな岩がある。すぐに大沢の頭。4等三角点がある。眺めもいい。南アルプスは昨夜来からまだ雪だ。富士も7合目当たりから巻き雲。北の金峰山も雲の中。雪が降っている。
北に向かい、幕岩を右に見て登山道を行く。ぼちぼち新緑がでているかな。母恋しの分岐を右に見て、小楢山まではすぐだ。広い頂上で、富士山方面は木々を切っていて眺めがいい。富士が見える山ではどこも木が切り倒されているね。屋根だけの東屋もある。2等三角点だ。のんびりできる頂上だ。30分も休んでしまった。
またもどり、幕岩を登ることにする。鎖のあるところは特に問題登りだが、その上は大きい岩に上がるので、ちょっとめんどくさい。眺めはいいな。下りは、ちょっといやらしいのでロープを出して一人ひとり降りる。◎◎たハーネスを着けてもらう。特に問題ない皆さんだ。
大沢の頭でもまた大休み。タクシーで時間を短縮したのに休んでしまうなんて、いいことだ。ここから南西へ妙見山までたどる。踏み跡、といってもいいくらい道型が薄くなる。やはり人は少ないのだ。天狗岩とかも見て下る。岩のある尾根は小さく巻くことが多い。道は薄いがはっきりとわかる。峠に降り立つが、まだ行けそうなので、差山までがんばる。手前の岩場では新しい鎖が設置されている。下りでは欲しいところだ。差し山では4等三角点があったが、すぐ次のピークに妙見山の指導標がある。地形図ではもっと南の同じ標高のピークに妙見山とある。途中の手書きの看板には、それは牧平山とある。
でも、やはり穏やかな登り下りだ。眼下に集落が見えて来る頃に、NHKの電波関係の塔がある。左に道を分けていく。どんどん下り、また、クマよけのフェンスがあった。ここで右に行くべきだったが、左の踏み跡があるのでいって扉を開けて、さらに降りると、市営の鼓川温泉だった。15過ぎ。
なかなかいい立ち寄り湯で、市民以外は500円。ここから甲州タクシーを呼び、塩山駅。週末だけある横浜まで行く特急はまかいじで帰路。




初日は、甲府郊外の淡雪山に登る予定だったが、雨のため、ひとつ短く登る、ふたつ県立美術館でミレー鑑賞、みっつほったらかし温泉で一日ぽうっとするの三つの選択肢を提示したら、大多数はミレー鑑賞だった。往復バスと鑑賞券がついて960円のチケットを買って、雨の中美術館に向かい、2時間近く新設されたミレー館で「種巻く人」「眠れるお針子」「落ち穂拾い、夏」「夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い」などを鑑賞。素晴らしい。ここは二度目だが、以前は種巻く人は館外へ貸し出し中だったと思う。今回はバルビゾン派の絵画も多くあり楽しめた。






























































